卒業研究

卒業研究テーマは4つあります。
1. 料理を通した学習環境デザイン
対象コース
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概要

キーワード:料理の熟達化、熟達化支援、メタ認知

料理という行為、おいしくなるという理由は、科学とはとても深い関係があります。英語では、Kitchen Chemistry(台所の化学)という言葉もあるように、料理は化学反応の宝庫です。最近では、分子ガストロノミー(Molecular Gastronomy)(ガストロノミーは、美食学と訳すこともある)という分野も出てきました。調理する過程で食材の変化の仕組みを科学的に分析、解明し、調理技術に応用しようとするものです。これまで職人技と思われていたこと、経験的な方法を解明し、さらにそこに新しい技術を応用して、新しい調理法や、メニューがでてくる可能性があります。
調理が上手くなるとはどういうことなのでしょうか。上手な人と下手な人の何が違うのか。料理が上手くなる、すなわち熟達化のためには、どんな知識、技能が必要なのでしょうか。そのためにはどんな支援が必要でしょうか。そこで使われる道具、行われる活動など、理想的だと思われる学習環境を実際にデザインしながら、それらが学習環境として有効に機能しているかどうかを、実践しながら、検証し、その結果をふまえて改良していくのがデザイン手法です。デザインして実践して、またそれを活かしてデザインします。

卒業研究は、文献購読、行動調査、支援システムの設計、ユーザビリティ評価などの活動を含みます。実際のデザイン、調査場所として、函館市内、大学内のほか、調理専門学校などを考えています。


卒業論文

2015年
・調理熟達支援システムのための視線移動に基づくデザイン原則の抽出
・段取りに着目した調理熟達化支援方法の提案

2013年
・学習スタイル別の料理の学習支援ソフトウェアの提案
・情報系大学生の食育支援に関する一考察

2007年
・手書きメモを利用した調理熟達化支援システムの提案
・一人暮らしの食卓を豊かにするためのコミュニケーションシステム「MINGO」の提案
・しゃれぢえと 食事記録を利用した食生活改善支援システム


2. 女子高校生のための情報系進学支援サイトの開発
対象コース
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概要

キーワード:進学支援、女子高校生、システム開発、女性の社会進出

高校生が大学進学を考える上で、必要な情報はなんでしょうか。それはどのように提供されるのがよいでしょうか。大学を選択する際に気になるのは、大学で学ぶ内容や、そこで身につく知識や技能でしょう。さらには、そこからどのような職業、仕事の仕方があるのかの選択肢についても知っておきたいのではないでしょうか。女性が自立して働き続けるには情報系の知識や技能はとても役立ちます。
本研究では、人生を左右する重要な時期である女子高校生に対し、それを示す情報系進学支援サイトの開発を行います。
開発を行うに当たり、女性の社会進出度、進学時・就職時にみられる傾向、女子のキャリア選択における社会的影響、女性の指導的地位における女性の割合などを様々な統計データ、独自に行う調査をもとに分析します。
一方で、情報系キャリアの特徴、ワークライフバランスなどについても調査し、情報系に進学した場合の女子の利点について検討します。 これを踏まえたうえで、女子高校生のための情報系進学支援サイトの開発を行います。

卒業研究は、文献購読、行動調査、支援システムの設計、ユーザビリティ評価などの活動を含みます。実際のデザイン、調査場所として、大学内、函館市内の女子校などを考えています。


卒業論文

2007年
・女子高校生のための情報工学系学部コミュニティサイトの提案


3. 大人のための科学コミュニケーション手法のデザイン
対象コース
複雑系知能システム情報システム情報デザインコースの説明を見る

概要

キーワード:科学コミュニケーション、科学リテラシー、学習プロセス、学習スタイル

科学技術に支えられた社会においては、一般市民も科学技術に関する社会問題や政策に関心や責任を持ち、議論に参加することは、健全な社会の発展に不可欠です。このような状況において、科学教育学の研究においても、サイエンス・コミュニケーションの促進や科学リテラシーの普及の必要性が認識されています。函館市は、日本初の開港都市としての歴史を持ち、港湾都市特有の異文化との接触が町の雰囲気を作り上げています。また自然環境としても海や山の自然に恵まれており、それらが一体となって国際海洋観光都市を形成しています。この観光活動の一部に科学に関わるイベントを採り入れ、特に大人に対するコミュニケーションの手法を開発することができれば、「文化としての科学」への第一歩につながります。2009年から始まった「はこだて国際科学祭は、8月19日(土)から27日(日)に「はこだて国際科学祭2017」を産官学民が協力して開催することが決まっています。科学コミュニケーション手法の開発にあたって、「はこだて国際科学祭2017」での実践、評価を行い、有効な手法を開発していきます。
また、年間を通じて行われているこれまで実績のある出前授業や実験教室から、その内容構成、方法論を抽出し、大人向けに新しいプログラムを作る際の基準を作成する実施する研究もあります。科学コミュニケータ養成プログラムを終了した専門家たちにも協力を依頼し、出前授業や実験教室の質の向上を目指した講座を実施しながら、共同で開発していくことを考えています。

卒業研究は、文献購読、行動調査、支援システムの設計、ユーザビリティ評価などの活動を含みます。実際のデザイン、調査場所として、大学内、函館市内の女子校などを考えています。


卒業論文

2016年
・祭事継承支援システムの提案

2010年
・公的空間における科学意識を喚起させるシステムの提案

2009年
・サイエンス・カフェにおけるファシリテーターの技能の熟達化
・科学イベントにおける評価基準の作成と検証

2008年
・市電における科学情報提供システムの提案
・生活の知恵による科学意識向上システムの提案


4. 学び合うための環境デザイン-学習理論とその応用-
対象コース
複雑系知能システム情報システム情報デザインコースの説明を見る

概要

キーワード:学び合い、メタ認知、学習プロセス、学習スタイル、学習方略、学習目標分類

新しいテクノロジーの出現で、生活や仕事、遊び、学習の形態は、常に変化しています。イノベーションが常に進んでいる中で、学習者にとってグローバル社会、デジタル社会に対応していくスキルを身につける必要が出てきています。
この変化に対応した教育方法、学習方法に取り組むことで、学習者が問題解決、コラボレーション、コミュニケーションといった先進的で柔軟なスキルを習得し、仕事の上でも生活の上でも成長し続けるための環境をデザインする必要があります。そこで本研究では、「学習理論とその応用」という視点から、学び合うための環境をデザインする。学習理論の変遷から最新の学習理論を調査し、学び合うための環境デザインへの具体的応用を考えます。
テーマ例としては、以下のものが考えられます。ただしこれだけには限るわけではありません。
・思考プロセスの階層化と学習目標分類
・リテラシー科目における学習目標分類
・学習スタイルと学習方略を利用した実践支援
・認知プロセス面と知識面に注目した実践支援

卒研テーマ「学び合うための環境デザイン」に参加するメリットは以下の通り。
メリット1:メタ学習を学ぶことで、仕事でも生活でも、生涯活用できるスキルを獲得できる。
メリット2:未来大学に新設されるメタ学習ラボ(ライティングセンター)の立ち上げに貢献できる。
メリット3:学習科学という新規分野について実践研究できることから、大学院進学予定者は特に学会発表の機会が多い。


卒業論文

2016年
・大学生の自己理解能力を促進するための支援システムの提案
・学習方略を支援するeラーニングシステムの開発
・相互理解から相互学習を可能にする地域性を活かした就農マッチングシステムの提案


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